アクセシビリティ対応サイトの制作
2025年6月12日更新
JIS X 8341-3、障害者差別解消法、みんなの公共サイト運用ガイドラインは、ウェブアクセシビリティ向上のために関連しています。JIS X 8341-3は国内標準であり、障害者差別解消法に基づき、アクセシビリティ確保が求められます。また、みんなの公共サイト運用ガイドラインは、公共機関のウェブサイトのアクセシビリティ向上を目指す具体的な指針です。 弊社では様々なニーズに対応できるサービスをご用意しています。
ウェブアクセシビリティの基準への対応例
色を認識する
色を判別できない人は右のモノクロのように見えます。総務省の指針でも「モノクロで確認して情報が分からない箇所が無いかチェックすること」とあります。

情報を認識する
正しい情報発信は、外国人、障害者に優しいウェブサイトへの第一歩です。
色で情報を示している例

色と情報を併用している例

色覚に障害を持つ利用者は、特に赤い色を認識できません。そのため色だけで情報を配信することは大変危険です。
音声読み上げでは、正しく設定を行わない場合、左上から右へ順番に読み上げますので、読み上げ方向の設定を正しく行っておく必要があります。
上の正しい表記では、 げつよう かよう・・13きゅうかんび と読み上げていきますが、誤った表記では、 つき ひ・・13 14 と読み上げ、休館日がいつか分からないばかりか、曜日まで誤って読んでしまいます。
自動翻訳機能を使用してウェブサイトを利用する場合、誤った表記があると、意図しない単語に翻訳されることがあります。
日本語から英語への翻訳の場合、「月曜」はMondayと翻訳されますが、「月」はMoonと翻訳されます。つまり、アクセシビリティの基準に準拠した表記は、自動翻訳機能でも正しく翻訳され、正しく表記されていない場合は、意図とは違った表現で翻訳されてしまいます。
また、機械が正しく認識できるウェブサイトは、AIにとっても読みやすく、AIに利用されやすいウェブサイトになると言われています。
アクセシビリティ対応サイト制作の流れ
デザインから制作、試験まですべて、ウェブアクセシビリティの基準に精通した担当者が作業致します。
サイトを新規制作
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STEP2
サイトデザイン
色使いやテイストなどのご要望を伺い、コントラスト比、文字サイズ、行間の確認等を行いながらサイトデザインを制作します。
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STEP3
構造設計
サイト内遷移、動作部分の構造を確認しながら構築(コーディング)を実施します。
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STEP4
コンテンツ制作
テキスト、リンクテキスト、代替テキスト等を確認しながら制作します。
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STEP5
診断・試験実施
サイトの診断を実施します。必要に応じて試験(機械チェック・目視チェック)を実施し、問題点を洗い出します。
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STEP6
お客様確認
納品・公開前の最終確認を行っていただきます。修正等があれば対応します。
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STEP7
納品・公開
データ納品、または指定されたサーバへの設置、弊社で準備したサーバへの設置等、ご要望に応じた形式で納品します。
お客様のサイトを試験・改修
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STEP2
診断・試験実施
サイトの診断を実施します。必要に応じて試験(機械チェック・目視チェック)を実施し、問題点を洗い出します。
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STEP3
改修方針の策定
目標とする基準やアクセシビリティ対応の(段階)を定め、分析結果をもとに、改修方針を策定します。
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STEP4
デザイン・構造の改修
デザインの見直し及び構造化計画を行います。改修方針に従い改修を行います。
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STEP5
コンテンツ改修
弊社作業箇所と定められた内容に対し、改修方針に沿って改修を行います。
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STEP6
お客様確認
納品・公開前の最終確認を行っていただきます。修正等があれば対応します。
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STEP7
納品・公開
データ納品、または指定されたサーバへの設置、弊社で準備したサーバへの設置等、ご要望に応じた形式で納品します。
より詳しい内容や料金については電話やメールにて対応しております。お気軽にご相談ください。
メールでのお問い合わせ弊社でのアクセシビリティ施策事例
- 高い基準のアクセシビリティが求められる団体(区役所・市役所・図書館などの公共の施設、一般財団法人・公益財団法人、病院・老人ホーム、議員)
- CSR(社会貢献)に力を注いでいる企業
- イメージアップを図りたい企業
- 企業のルールとしてアクセシビリティが必須の企業